0610 フランシスコザビエルの頭はハゲなのか?髪型なのか? 雑談(お客様) ブログ
2018.06.10 19:57
私が男性美容師ということもあり、
当店では男性のお客様も多数、
ご来店いただいています。
その際、男性のお客様に
髪型のご注文をお伺いする時、
こんな冗談をよく言っています。
・坊主にしますか?
・北斗の拳の雑魚キャラのようなモヒカンにしますか?
・フランシスコザビエルのような髪型にしますか?
といった具合に・・・。
皆さん!
カトリック教会宣教師の
フランシスコザビエルはご存知ですよね。
カトリックのイエズス会の創設メンバーの1人。
1549年(天文18年)鹿児島に上陸し、
日本で初めてキリスト教の布教を
行なったことで知られています。
このことは、みなさんも歴史の教科書で
一度は習ったことがあるかと思います。
そんなフランシスコザビエルの
誰もが学生時代に一度は見たことのある
画像がこちら ☟
ここで私は、ふとした疑問を抱きました。
フランシスコザビエルの頭って
・自然にそのようになってしまった
『O型脱毛症(ハゲ)』?
・意図的に作られた髪型?
皆さんはどちらだと思いますか?
今回はフランシスコザビエルの
髪型の真相を追求してみました。
一般的に『O型脱毛症』。
自然に頭頂部がハゲてしまった
と思っている人が多いようです。
私もその一人でした。
しかし、実際は頭頂部を
ハゲさせている(剃っている)
髪型だったのです。
その髪型に名称も付いています。
ホントびっくりでしょ。\(◎o◎)/!
そのフランシスコザビエルの
髪型の名称は『トンスラ』。
*「トンスーラ」とも言います。
カトリックの修道士になる時に、
頭の上部を剃る習慣があったようです。
この『トンスラ』は磔刑となった
キリストの頭に被せられた
茨の冠の形を模していると言われています。
つまりフランシスコザビエルはハゲではなく、
カトリックの規則により、
頭を剃って『トンスラ』という
髪型にしていたということになります。
これで一件落着と思いきや、
とんでもない衝撃の事実を
知ってしまいました。
『実は、先ほどのザビエルの肖像画。
ザビエルの死後80年の後に日本人によって
想像で描かれたもので、
本人を目の前にして描いていなかった。』
という事実です。
ザビエルがカトリックの宣教師だったため、
「カトリックの宣教師ならトンスラ」ということで、
そのように描かれてしまったのですが、
ザビエルの所属するイエズス会は、
トンスラの習慣はありませんでした。
となると、ザビエルはハゲやトンスラではなく、
ふさふさの髪だったかもしれませんね。
そこでもう少し調べてみました。
すると、海外で描かれたザビエルの肖像画などは、
そのほとんどがふさふさ髪のかっこいい
お兄さんのものが多く残っています。
衝撃!驚愕!! 海外のザビエルの肖像画がこちら ☟
ハゲてない!
この衝撃の事実!!
皆さんも覚えておいてください。